コードフォーム一覧


 ダイアトニックコードのページでコードの
構造が理解できたら実践です。
目標はコード譜を初見でもすらすらと
弾けるようになること。


まずはこの4つ!


 5,6弦をルートとした
メジャーコードとマイナーコードの
押さえ方の基本中の基本です。(図1)
三声体のコードフォームです。
実際、三つ以上の音がありますが、
例えばCコードでは
下からド・ソ・ド・ミ・ソのように
オクターブ変換された音が
重複して積み重ねられているので、
やはり三声体と呼ぶことになります。
左端の太い縦線は人差し指をねかせる
セーハ(またはバレー)という
フォームになります。
例えば、5弦をルートとして
メジャーコードを作るには
⑤mejorのフォームを3フレットで
作ればよいのです。
(フォームを覚えてしまえば、
何にも頼らず自分で
コードを作れるようになります)


図1


必須!


 図2はダイアトニックコード4種
{major7,minor7,7,m7(♭5)}を
5弦・6弦ルートとした
フォームにまとめたもの。四声体です。


図2

 図1,2は絶対に暗記するべきでしょう。
コード譜の初見演奏の
80%から90%くらいはこれらで
カバーできるからです。
なぜ、それぞれ5・6弦のフォームを覚えなくては
いけないかというと、ルート音を見つける際に横の
長距離の移動を避け、
移動の少ない近場で
前後のコードを見つけることが
できるからです。にスムーズにコードを
連結することができます。


そしてディミニッシュ


 ダイアトニックコードではありませんが、
しばしば出てくるのがディミニッシュコードです。
使い方によってはコード進行が美しくなるので
これもぜひ覚えましょう。


図3